持続可能な仕組みを作るために
リサイクルの継続的な実施には、経済合理性の確保が不可欠です。企業活動は利益によって維持されており、リサイクルを「負担」と捉える限り、コスト削減の局面で真っ先に削除対象となる可能性があります。
しかし、これを収益を生み出す事業として構築することができれば、利益と環境貢献を両立する持続可能なモデルとして成立します。
また、循環型モデルを構築することで、サプライチェーン全体のコスト効率の改善が期待でき、さらには新たな収益源の創出にもつながります。
リサイクルを「企業の余裕」に依存しない仕組みにするためには、あらかじめ収益構造に組み込むことが重要です。私たちは、リサイクルを単なる「コスト」ではなく、戦略的なビジネスモデルの一部として位置づけています。
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東京リプラスは、これからも持続可能な資源循環の推進と環境負荷低減に貢献するため、未来を見据えた6つのビジョンを掲げています。
01
協力企業・自治体と連携し、再生材の回収利用を拡大するパートナーシップ体制を確立していきます。
02
2030年までに、製品設計段階からの再資源化を意識した素材選定と分別可能な構造設計を企業と共に推進していきます。
03
自社製品の回収スキームを構築し、再資源化率の向上を図ります。
04
使用プラスチックの50%以上を再生材へ切り替えることを目指します。
05
循環型社会の実現に向け、業界横断型のプラットフォーム参加・技術共有を積極的に行います。
06
環境負荷の見える化(LCA評価)と、透明性のある情報開示を進めてまいります。
発行日:2025年05月16日|株式会社東京リプラス